すばらしいもの。 それはワイン、パン、そして愛に苦しむ女の人
では、バラ色の夕暮れ、静寂、永遠の詩は? ・・・ ある時 気がついた。肩に 羽が生えてきそうなのだ その時は 近いのだろうか。自然と芸術のメスに、身体は 引き裂かれ、魂は 叫ぶ。第六感のための組織を 産み出しながら。 グミリョーフ #
by tiaooiwa
| 2006-05-30 23:50
ロープシン・・・本名、B.V.サーヴィンコフ。ロープシンというのは、数ある(!)ペンネームのうちの1つである。日本で知られている『蒼ざめた馬』の著者。 テロリストっちゃあ、テロリストなのであるが、時代がロシア革命の真っ只中だっただけに、今でいうテロリストとは違うように思う。ちなみに20代のイワン先生が学校で勉強していたときには、教科書に出てきたそうだ。また、最近の研究によると、飛び降り自殺ということになっていたのは間違いで、実際は「飛び降りさせられた」という事実もでてきているらしい。 『蒼ざめた馬』の主人公の生き方は、虚しい。愛も、自由も、否定する。人を殺す理由は、「ただ、やりたかっただけ」。そこには、あらゆる革命活動をに加わり、1つもうまくいかなかったサーヴィンコフ自身の人生が影響されているのだろう。 「だから、なんでサーヴィンコフが日本で有名なのか、とくに日本の学生運動を経験した人達の間でよく読まれていた理由、わかる気がします」と、イワン先生。私も、少しその辺考えてみるけど・・・。 #
by tiaooiwa
| 2006-05-20 19:05
『巨匠とマルガリータ』に関するある論文によると、この作品は心理学者S.フロイトの影響も受けているらしい。イワン先生、下のような手描きの絵でもって、その内容を説明してくれました。 左から家、馬、そして馬に乗っている人。「家」は「理想」を表し、「馬」はその理想へ向かっていくための「手段」。馬に乗っている「人」は、「私」・・・というような説明だったと思う。 人は、必ず理想あるいは幸せに向かって努力しなければならない、という考えだそうだ。 #
by tiaooiwa
| 2006-05-20 18:34
|
|
ファン申請 |
||